お知らせ

2014-06-04 10:26:00

「文芸オホーツク」編集委員会では、作品の募集を下記の要項で行っております、

詳細は、PDFをご覧ください。

 

※「すずらん街(通称親不孝坂)」の情報を

 

 今秋発行する文芸オホーツク23号の特集は、戦後の昭和22年頃?から昭和39年まで紋別の酒場街として世の男どもがあしげく通い、いつしか親不孝坂(通称)と呼ばれるようになった「すずらん街」を取り上げることにしました。
 場所は、現在の消防本部と中央公園の間に位置し、入り口には「すずらん街」と書かれた電飾アーチがかかっていました。
 終戦後、満州・樺太方面から多くの引揚者が紋別に帰ってきました。そして生計を維持するために、紋別劇場前(港町4)の道路に古板切れで作った屋台を始めたのです。が、酒精が引き起こす暴力沙汰が原因で、立ち退きを迫られました。その人たちを収容する「授産施設」として作られたのが縦マーケットでした。
 「すずらん街」の愛称で、約12店が素人営業を始めたのです。その後、横マーケットも作られて共に繁盛したようです。
 現在、70歳上の方々ならばご存知かと思われます。
 昭和40年に市役所新庁舎が建設されることになり、39年に取り壊しが行われました。その場所で営業していた人たちは新天地(幸町五・六)に移転して、現在の「はまなす街」の原型を作りました。
 すずらん街が取り壊されてすでに半世紀近くになります。今、〈昭和の記録と〉して残しておかなければ忘れ去られてしまいます。
 編集委員会では、左記について広く市民の方々から情報を集めています。匿名も受け付けます。聞き取りもします。ご協力のほどよろしくお願いします。


◆当時のすずらん街の写真

◆生活の様子

◆親不孝坂にまつわる(楽しい、苦い)想い出

◆縦、横マーケットに関する想い出などをお寄せください。


送付先:幸町3「茶豆館」内文芸オホーツク編集員会宛
問い合わせ先:電話23―6081佐藤まで
メール問い合わせ:office@monbunren.com
            文芸オホーツク編集員会