お知らせ
「文芸オホーツク」編集委員会では、作品の募集を下記の要項で行っております、
詳細は、PDFをご覧ください。
※「すずらん街(通称親不孝坂)」の情報を
今秋発行する文芸オホーツク23号の特集は、戦後の昭和22年頃?から昭和39年まで紋別の酒場街として世の男どもがあしげく通い、いつしか親不孝坂(通称)と呼ばれるようになった「すずらん街」を取り上げることにしました。
場所は、現在の消防本部と中央公園の間に位置し、入り口には「すずらん街」と書かれた電飾アーチがかかっていました。
終戦後、満州・樺太方面から多くの引揚者が紋別に帰ってきました。そして生計を維持するために、紋別劇場前(港町4)の道路に古板切れで作った屋台を始めたのです。が、酒精が引き起こす暴力沙汰が原因で、立ち退きを迫られました。その人たちを収容する「授産施設」として作られたのが縦マーケットでした。
「すずらん街」の愛称で、約12店が素人営業を始めたのです。その後、横マーケットも作られて共に繁盛したようです。
現在、70歳上の方々ならばご存知かと思われます。
昭和40年に市役所新庁舎が建設されることになり、39年に取り壊しが行われました。その場所で営業していた人たちは新天地(幸町五・六)に移転して、現在の「はまなす街」の原型を作りました。
すずらん街が取り壊されてすでに半世紀近くになります。今、〈昭和の記録と〉して残しておかなければ忘れ去られてしまいます。
編集委員会では、左記について広く市民の方々から情報を集めています。匿名も受け付けます。聞き取りもします。ご協力のほどよろしくお願いします。
◆当時のすずらん街の写真
◆生活の様子
◆親不孝坂にまつわる(楽しい、苦い)想い出
◆縦、横マーケットに関する想い出などをお寄せください。
送付先:幸町3「茶豆館」内文芸オホーツク編集員会宛
問い合わせ先:電話23―6081佐藤まで
メール問い合わせ:office@monbunren.com
文芸オホーツク編集員会
紋別文化連盟は、平成25 年12 月26 日「認定NPO法人」に認定されました。
ご寄付は税金の控除を受けることができます。
★認定番号:道生第2115指令
詳細は文連だよりvol.21でお知らせします。
NPO法人紋別文化連盟が年1回発行している「文芸オホーツク」の活動実績を認められて、このたび受賞が決まりました。
「北海道地域文化選奨」とは、
『地域に根ざしたユニークで優れた文化活動や文化支援活動を行い、それが実践者だけにとどまらずに、地域の文化振興に広く貢献している個人・団体(民間企業を含む)を顕彰し、その活動内容を広く道民に紹介することで、道内各地の文化活動をより活性化し、北海道の地域文化の振興に資することを目的として、平成5年度に創設』
平成25年度受賞者
〈北海道地域文化選奨〉1件
「江差町歴まち商店街協同組合」
〈北海道地域文化選奨 特別賞〉2件
1 中尾 仁彦氏 (函館在住)
2 NPO法人紋別文化連盟(文芸オホーツク編集委員会)
(受賞理由)
「平成3年に紋別エッセイクラブを母体に永続的な活動を維持するため、文芸オホーツク編集委員会が設置され、以降、「文芸オホーツク」の刊行を中心とした言葉による文化活動を継続し、地域に根ざした文芸誌として市民に定着している。
遠紋地域に縁ある人ならば誰でも投稿でき、地域の歴史や文化を掘り起こすその編集スタイルは、文芸誌による〝ふるさと文化の発信〝という地域おこしにつながるものとして、今後も市民とともに発展していくことが期待される」
受賞の知らせに佐藤会長は、
「長年の地道な活動実績を評価していただき感謝しています。これからも〝ふるさと文化の発信〝を言葉によって続けていきたいと思います」とコメントを発表しました。
受賞式は平成26年2月、選奨受賞者の江差町にて行われます。